耐震診断には3つの方法があります


耐震診断問診表チェック法


耐震診断一般診断法


耐震診断精密診断法


3つの診断方法により診断します。

 

1の問診表チェック法

住宅の耐震性がどの建物の部分が効果があるのかを

理解しながらチェックできます。

一般的な建物の耐震性の知識は

これで充分学習できます。

 

2の一般診断法

部位ごとに定量的に耐震性の強さを診断します。

建物の資料から判断します。

住宅の耐震性の強さを知ることができて、

改修方法も判断することができます。

 

3の精密診断法

建物を解体しながら細密に調査をした上で

保有耐力診断法による

構造計算によって診断します。

解体しながら進めるので、

リフォーム工事と同時期の診断とすることが多い。

高額な費用も発生します。


耐震診断問診表チェック法

 

国土交通省の監修による

 

耐震診断問診表の10項目の

耐震診断法です。

 

問診表にチェックして評価点を付けていきます。

 

 


判定 問診1~10の評点を合計します

10点 ⇒ 

ひとまず安心ですが、

念のため専門家に診てもらいましょう
8~9点 ⇒ 

専門家に診てもらいましょう
7点以下 ⇒ 

心配ですので、早めに専門家に診てもらいましょう

 

評価点ごとに建物の耐力について判断します。


耐震診断問診表 チェックスタート!

 

問診1 

建ててのはいつ頃ですか?

 

1981年(昭和56年)6月以降・・・評価点1

1981年5月以前・・・評価点0   

よく分からない・・・評価点0

説明

1981年6月に建築基準法が改正され

耐震基準が強化されました。

1995年阪神淡路大地震において、

1981年(昭和56年)以降建てられた建物の被害が

少なかったことが報告されています。


問診2 

いままで大きな災害に見舞われたことはありますか?

 

大きな災害に見舞われたことがない・・・評価点1

床下浸水・床上浸水・火災・車の突入事故・ 大地震・崖上隣地の崩壊などの災害に遭遇した。・・・評価点0   

よ分わからない・・・評価点0

説明

自宅が長い風雪のなかで、

床下浸水、床下浸水、

火災、車の突入事故、

大地震、崖上隣地の崩落など、の災害に遭遇し、

わずかな修復だけで

耐えてきたとしたならば、

外見では分からないダメージを

蓄積している可能性があります。

この場合専門家による詳しい調査が必要です。


問診3 

増築について

 

増築していない。または、建築確認など必要な手続きをして増築を行った・・・評価点1

必要な手続きを省略して増築し、または増築を2回以上繰返している。増築時、壁や柱を一部撤去するなどした・・・評価点0   

よく分からからない・・・評価点0

説明

一般に新築してから15年以上経過すれば

増築を行う事例が多いのが事実ですが、

その増築時、既存部の適切な補修・改修、

増築部との接合をきちんと行っているかどうかが

ポイントです。


問診4 

傷み具合や補修・改修について

 

傷んだところは無い。

または、傷んだところはその都度補修している。

健全であると思う・・・評点1
老築化している。腐ったり白蟻の被害など

不都合が発生している・・・評点0
よく分らない・・・評点0

説明

お住まいになっている経験から、

建物全体を見渡して判断して下さい。

屋根の棟・軒先が波打っている、

柱や床が傾いている、

建具の付け根が悪くなったら老築化と判断します。

また、土台をドライバー等の器具で突いてみて

「ガサガサ」となっていれば腐ったり

白蟻の被害にあっています。

特に建物の北側と風呂場廻りは入念に調べましょう。

梅雨時に羽蟻が集団で飛びたつかどうかも

判断材料になります。


問診5 

建物の平面はどのような形ですか?
(1階の平面形状に着目します)

 

どちらかというと長方形に近い平面・・・評点1
どちらかというとL字・T字など複雑な平面・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

整形な建物は欠点が少なく、

地震に対して建物が強い形であることは、

よく知られています。
反対に不正系な建物は地震に比較的弱い形です。

そこでまず、ご自宅の1階平面形状が大まかに見て、
長方形もしくは長方形とみなせるか、

L字型・コ字型等複雑な平面になっているのか

判断してして下さい。
現実の建物は凹凸が多く判断に迷うところですが 

ア)約91cm(3尺)以下の凹凸は無視しましょう。
イ)出窓・突出したバルコニー

・柱付物干しバルコニーなどは無視します。


問診6 

大きな吹き抜けがありますか?
(1辺の長さが4.0m以上かどうかに着目します)

 

一辺が4m以上の吹き抜けはない・・・評点1
一辺が4m以上の大きな吹き抜けがある・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

外見は形の整っている建物でも

大きな吹き抜けがあると、

地震時に建物をゆがめる恐れがあります。
ここでいう大きな吹き抜けとは

一辺が4m(2間)をこえる吹き抜けをいいます。
これより小さい吹き抜けはないものと扱います。


問診7 

1階と2階の壁面が一致しますか?
(2x4工法ならここの評点1とします)

 

2階外壁の直下に1階の内壁または外壁があるまたは、

平屋建である・・・評点1
2階外壁の直下に1階の内壁または外壁がない・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

2階の壁面と1階の壁面が一致していれば、

2階の地震力はスムースに1階壁に流れます。
2階壁面の直下に1階壁面がなければ、

床を介して2階の地震力が1階に流れることとなり、
床面に大きな負担がかかります。

大地震時には床から壊れる恐れがあります。
2x4工法は床の耐力が大きいため、

2階壁面の直下に1階壁面がなくても、評点1とします。


問診8 壁の配置はバランスがとれていますか?
(1階部分の外壁に着目します)

 

1階外壁の東西南北どの面にも壁がある・・・評点1
1階外壁の東西南北各面のうち、

壁が全くない面がある・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

壁の配置が片寄っていると、

同じ木造住宅の中でも

壁の多い部分は揺れが小さく、
壁の少ない部分は揺れが大きくなります。

そして揺れの大きい部分から

先に壊れていきます。
ここでいう壁とは約91cm(3尺)以上の幅を持つ壁です。

せまい幅の壁はここでは壁とみなしません。


問診9 

屋根葺材と壁の多さは?

 

瓦など比較的重い屋根葺材であるが、

1階に壁が多い。
または、スレート・鉄板葺・銅板葺など

比較的軽い屋根葺材である・・・評点1
和瓦・洋瓦など比較的重い屋根葺材で、

1階に壁がすくない・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

瓦は優れた屋根葺材の一つです。

しかし、やや重いため採用する建物では

それに応じた耐力が必要です。
耐力の大きさは概ね壁の多さに比例しますので、

ご自宅は壁が多い方かどうか判断して下さい。


問診10 

どのような基礎ですか?

 

鉄筋コンクリートの布(ぬの)基礎または ベタ基礎・杭基礎・・・評点1
その他の基礎・・・評点0
よく分からない・・・評点0

説明

鉄筋コンクリートによる布基礎・ベタ基礎

・杭基礎のような堅固な基礎は、

その他の基礎と比べて同じ地盤に建っていても、

また同じ地震に遭遇しても丈夫です。

改めてご自宅の基礎の種別を見直してください。


判定 問診1~10の評点を合計します

 

10点 ⇒ 

ひとまず安心ですが、

念のため専門家に診てもらいましょう

 

8~9点 ⇒ 

専門家に診てもらいましょう
 

7点以下 ⇒ 

心配ですので、早めに専門家に診てもらいましょう

 

ご注意)

この診断では地盤については考慮していませんので、

ご自宅が立地している地盤の影響については

専門家におたずねください。


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